ガーデニング(園芸)用語辞典
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ボトニング
ぼとにんぐボトニングとは、カリフラワーやブロッコリーに起こりやすい症状のひとつ。苗が幼い時期に低温にあたることにより、結果的に株の低い位置に小さな花蕾ができてしまう症状のことを意味する。「早期出蕾」とも言う。
本来ならば、花蕾を付ける前の栄養成長の段階で必要な枚数の葉が発育してから、花芽分化が起こり大きな花蕾を付ける。しかし、その時期に低温や肥料切れなどが起こると、栄養成長が繁殖成長に切り変わり、それにより早期に花芽分化を起こし、それにより小さい花蕾を付けることになってしまうのだ。
ボトニング対策としては、苗が幼い時期の10℃未満の低温に注意する必要がある。また茎や葉をじゅうぶんに生長させるため肥料を絶やさないようにすること、多湿や乾燥に気を付けることなどが挙げられる。
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