ガーデニング(園芸)用語辞典
- 小
- 中
- 大
-
保水力
ほすいりょく保水力とは、土壌が水を保つことができる能力のことを意味する。植物を育てるには水が不足しないように過剰にならないように気を付け、排水力や保水力などのバランスが取れた土を使って育てることが大切だ。
良い土の条件として排水性、保水性などが挙げられる。中でも、砂や粘土などの土の粒子が結び付いてできる「団粒」の、多数の塊からなる土(団粒構造)が良い。団粒同士の間にもそれぞれ大小の隙間があり、この隙間が良い土の条件である排水性、保水性、通気性などを保っている。
粘土質の土壌は保水力が高いが、粘土だけでは排水性に難がある。また、砂は排水性が高い代わりに保水性が低い。このように土壌は様々な性質を持っているため、数種類の土を混ぜ合わせて団粒構造のある土を作ることが、良い植物を育てることに繋がっていく。
全国から植物園を検索
全国からご希望の都道府県を選択すると、各地域の植物園を検索できます。