ガーデニング(園芸)用語辞典
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ボカシ肥
ぼかしごえボカシ肥とは、米ぬか、油粕、魚粉など様々な有機肥料を発酵させて作る肥料のことを意味する。でき上がった肥料を土中に入れてぼかす(薄める)ことからこの名前が付いたと言われている。ボカシ肥作りが広まった背景には1995年(平成7年)の「食糧管理法廃止」があり、これ以降米ぬかを使ったボカシ肥作りが急速に広まっていった。
ボカシ肥は発酵させてから土に混ぜるために土中で有害なガスの発生がなく、土に混ぜた直後から種まきや植え付けが可能である。また肥料の効果も早く持続性もあり、身近な材料で簡単に作ることができること、環境や人体にも良いということも特徴だ。またボカシ肥の材料に量や決まりはなく、種類の組み合わせにより成分調整ができ、目的に合った肥料が作れるところも利点である。
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