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ガーデニング(園芸)用語辞典

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  • ベノミル水和剤
    べのみるすいわざい

    ベノミル水和剤とは、植物を育てるときに殺菌のために使われる薬剤を意味する。名の通り、「ベノミル」を主成分とした殺菌剤であり、特異臭を有する白色の固体である。デュポン社が開発した殺菌剤で、日本では住友化学がベノミルを製造し、「ベノミルベンレート」などの商品名で販売している。
    ベノミル水和剤は、リンゴ、ナシ、ブドウのうどんこ病や黒星病、柑橘類のそうか病、テンサイの褐班病、稲の種子病などに有効。種子、球根の消毒や、貯蔵しているみかんの青カビなどの病害を防ぐ用途にも用いられる。幅広い用途を持つ殺菌剤で、浸透性に優れ、予防・治療の2つの効果を示す。使用方法としては、水で薄めてからまく方法、薄めた液に根を浸けておく方法などがある。

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