ガーデニング(園芸)用語辞典
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べた掛け
べたかけべた掛けとは、被覆資材を作物に直接かけることを意味する。不織布は非常に軽く、通気性と光線透過率が高いため、べた掛けに適した資材である。
べた掛けをすることで強光から野菜を守り、飛んでくる害虫を寄せ付けないという大きな効果を持つ。また、雨風は通すため野菜が育つゆとりを持たせて、裾を隙間なくおさえて風に飛ばされないようにしておくだけでよいことから省力的である。
べた掛け資材を使うことで、春先や晩秋の低温期の種まき直後の鳥害対策にもなる。青虫などが付きやすいハクサイやキャベツに使う消毒の回数を減らすことができる他、うまくいけば無農薬栽培も可能。この方法は低コストで高い効果が期待できることから、広く普及している栽培方法である。
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