ガーデニング(園芸)用語辞典
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ヘゴ仕立て
へごじたてヘゴ仕立てとは、つる性の植物を這わせる方法を意味する。木生シダの一種で茎が太く高木に育つ「ヘゴ」を、棒状に乾燥させた物を「ヘゴ棒」と言う。そのヘゴ棒を支柱として植木鉢の中央に立て、これにツル性の植物を這わせて仕立てる。
ヘゴの表面には網目状に重なり合った凸凹が無数にあるため、巻き付きやすく水分が吸収しやすい。ポトス、ヘデラ類、シンゴニューム、セッコク、ファレノプシスなどの栽培に適している。ヘゴ仕立てにした場合は、登はん性植物独特の空中根(気根)でヘゴなどに張り付いて、空気中の水分を吸収しているので、葉水または霧吹きでヘゴ自身にも水を与えてあげることがポイントである。
また、害虫が付くと見付けづらくなるため、あまり葉が込み合わないように剪定するようにして、見付け次第すぐ駆除できるようにすると良い。
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