ガーデニング(園芸)用語辞典
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文人盆栽
ぶんじんぼんさい文人盆栽とは、幹が細く、枝数が少ないことが特徴の盆栽のことを意味している。もともとは、「文人が愛でた木」を育てる盆栽のことを意味していたが、幹が細く、コンパクトで、枝数の少ない盆栽のことを指すようになった。「文人木(ぶんじんぎ)」とも呼ばれる。
盆栽では幹の古さや、幹を古く見せることを「時代」と言い、そのような見せ方をすることを「時代に乗る」と表現する。盆栽では時代に乗っている物は趣があるとして評価される。しかし、文人盆栽では幹を細く育てることも重要であるため、幹を細く保ったまま長い年月をかけて育て、時代に乗せることが難しい。文人盆栽にはアカマツやゴヨウマツが用いられることが多い。
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