ガーデニング(園芸)用語辞典
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分球
ぶんきゅう分球とは、植物の繁殖方法のひとつ。主に球根植物で見られ、球根が大きくなるにつれて、自然に新しい球根ができる。球根は、養分を蓄えて植物が成長するための栄養源となり、球根の中に新しい芽を形成。時間が経つにつれて芽が大きくなり、親球根から分離して新しい球根ができる。
分球によって、ひとつの球根から複数の球根を増やすことができ、古い球根から新しい球根が生まれることで植物が若返り、より活発に成長する。分球した球根を植え替えれば、庭や鉢植えで植物を増やすことができる。
チューリップは秋に掘り上げると、親球根の周りに子球ができ、スイセンは数年かかるが植えっぱなしにすれば、球根が分かれて増える。ヒヤシンスは球根が大きくなると自然に分球するなど、植物によって分球の仕方や時期が異なる。
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