ガーデニング(園芸)用語辞典
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ブルームレス台木
ぶるーむれすだいきブルームレス台木とは、キュウリ栽培に用いられるカボチャ台木のことを意味する。キュウリの表面に付着する白い粉のことを「ブルーム」と言う。このブルーム主成分であるケイ酸の吸収が非常に少ないカボチャ台木を用いて接ぎ木することで、光沢があり外観に優れた「ブルームレスキュウリ」を生産することができるのだ。
ブルームレス台木が日本で流通したのは1980年代(昭和55年〜)のこと。台木「輝虎」が育成され、その後も次々にブルームレスキュウリが生産されるようになった。
ブルームはキュウリが水分の蒸発を防ぐために分泌する物であって、決して体に害のある物ではない。しかし白い粉のような見た目が農薬などと勘違いされやすいことなどから、日本の市場で販売されるキュウリのほとんどがブルームレスキュウリとなっている。
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