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ガーデニング(園芸)用語辞典

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  • プライミング種子
    ぷらいみんぐしゅし

    プライミング種子とは、種子の内部で、発芽までの代謝活動を段階的に進ませた種子のことを意味する。この処理は「プライミング処理」あるいは「発芽促進処理」と呼ばれ、発芽の勢いを向上させる発芽揃い、不良環境下での発芽向上が目的。
    すでに実用化されている市販のプライミング種子には、トマトやタマネギ、ホウレンソウなどがある。特にホウレンソウの種子はもともと保護のために硬い殻に包まれており、発芽の妨げになることがあった。そのためプライミング処理を行なうことで、短時間で発芽し、揃いも向上すると言ったメリットが生まれた。
    これらの市販のプライミング種子は、塩類溶液などに浸すことでプライミング処理を行なう。しかし、通常の種子でも種まき前にほんの少しの水を種子に与えるだけで、簡単に種子内部の代謝活動が促進させることができる。

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