ガーデニング(園芸)用語辞典
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ふところ枝
ふところえだふところ枝とは、樹木の選定の際の不要枝(ふようし)のひとつ。樹冠の内部、幹の近くに出た枝のことを意味する。
名前の通り幹のふところ部分に枝が生えると、枝葉が密集し内部が蒸れやすく、病害虫も発生しやすくなる。場所柄比較的軟弱な枝であることが多く、残してもじゅうぶん生育することができないため、骨格となる枝だけを残して早めに付け根から剪定する。
切る枝の付け根部分がかなり太い状態であれば、剪定バサミで無理に切らず、剪定ノコギリを用いる。一気に切り落とすと枝が裂けてしまうことがあるため、枝の上下にあらかじめ切り込みをいれながら、ゆっくりと切り落とすことが重要。また剪定後は切り口から雨や細菌が入ることを防ぐために、ヤスリなどで切り口を滑らかにしてから癒合剤を塗っておくと良い。
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