ガーデニング(園芸)用語辞典
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節成性
ふしなりせい節成性とは、きゅうりに代表されるウリ科の野菜で使用される言葉。果実になる雌花が節ごとに付く性質を持っている品種の物を意味する。節成性は親づるの各節に雌花が付くため、親づるが伸びた分だけ実を付ける。また、親づるの低い位置から雌花を付け始めるので早くから収穫が可能。反面、親づるの頂点まで実が付くと収穫は終わってしまい栽培期間は短くなる。きゅうりにおいて節成性は品種改良によって生まれている。他の品種と比べて育てやすく、わき芽も伸ばさないので省スペースでも育ち初心者やベランダ菜園を楽しむ方向き。
一方、親づるに花芽が付きにくく子づるを伸ばし実を付ける物で、節ごとには花は付かず飛び飛びに花を咲かせる性質のことを「飛び成り性」と言う。
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