ガーデニング(園芸)用語辞典
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覆輪
ふくりん覆輪とは、斑入り植物の斑の入り方の一種で、縁の部分が斑入りになっている状態を意味する。斑入り植物とは、2色以上の異なる色部分が存在して模様を形成している植物のことである。斑入り部分は葉であることが多いが、他にも花弁、茎、種皮(しゅひ)などにも見られる。見た目が美しく珍しさもあり、観賞用の植物として人気が高い。
代表的な覆輪タイプの斑入り植物には「フウラン」の「御城覆輪」と言う品種がある。富貴蘭(ふうきらん)とも呼ばれる古典園芸植物のひとつで、江戸時代から観賞植物として愛され続けている。
また斑の種類には、一般的な覆輪以外にも、先端部のみが斑入りとなる「爪斑」、中央部が斑入りとなる「中斑」、細かい斑点が散在する「散斑」などが存在する。
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