ガーデニング(園芸)用語辞典
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輻射熱
ふくしゃねつ輻射熱とは、太陽の熱を受けて熱くなった壁や地面などから放射される熱のことを意味する。別名「放射熱」とも呼ばれる。
園芸の際、輻射熱に注意したいのは太陽光が最も厳しい夏場である。特にコンクリートは蓄熱性が高く輻射熱も多くなる。そのため、夏場に床がコンクリートのベランダや駐車場などでコンテナ栽培をしていると、輻射熱により植物が傷んでしまうことが多い。これを防ぐためには、直接床にコンテナを置かず、すのこやレンガを敷いて風通しを良くしたり、定期的に打ち水をしたりして床の温度をさげてやると良い。
一方で、冬場の栽培にはあえて輻射熱を利用し地温を上げる工夫も行なわれている。その場合は熱を放射するアルミなどのシートを使用すると効率的に輻射熱が利用できる。
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