ガーデニング(園芸)用語辞典
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複合肥料
ふくごうひりょう複合肥料とは、肥料の三大要素のうち、2つ以上の養分を含む肥料のことを意味する。反対にひとつの養分しか含まない肥料のことは「単肥(たんぴ)」と言う。
肥料の三大要素とは、「リン酸(P)」、「カリ(K)」、「チッ素(N)」。これらは根から吸収する養分の中でも特に多く必要な物。中でもチッ素は根や茎の生育に重要な養分である。リン酸は花や実を付けるために必要であり、カリは光合成を盛んにし、根や葉を丈夫にする役割を持っている。
複合肥料の中でも、植物に必要な成分をバランス良く配合した物を「化成肥料」と言う。中でも3大要素の合計が3割以上を占める物は「高度化成肥料」と呼ばれる。化成肥料には速効性と緩効性の物があり、緩効性の物は効き目が穏やかに長時間続くことから主に元肥に、速効性の物は効き目が早いことから主に追肥として使われている。
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