ガーデニング(園芸)用語辞典
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複合耐病性
ふくごうたいびょうせい複合耐病性とは、農作物の2種以上の病気に対する抵抗性を持つことを意味する。ある病気に対して初めから抵抗性を持つように改良された品種のことを「耐病性品種」と呼ぶ。この耐病性品種の中でもさらに2種以上の病気に抵抗性を持つ物のことを「複合耐病性品種」という。
複合耐病性品種のある有名な農作物にはトマトがある。トマトはもともと南米の乾燥地が原産のため、日本のような多湿環境では病気が発生しやすい。そのため積極的に品種改良が行なわれている野菜のひとつ。人気の「ホーム太郎EX」は、青枯病、葉かび病、半身萎ちょう病、萎ちょう病などに複合耐病性を持ち、家庭菜園に最適の品種である。家庭菜園でトマトを栽培する場合は、このように複合耐病性品種を選ぶことで、病気のリスクを抑えることが可能。
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