ガーデニング(園芸)用語辞典
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斑入り葉
ふいりば斑入り葉とは、植物において白や黄色の模様が入っている葉を意味する。
斑とは、遺伝や突然変異などの理由で葉緑素が失われた部分を指す。異なる模様を描いているようなユニークな葉となり、園芸分野において高い人気を誇る。一般的に、その斑の模様から「覆輪(ふくりん)」という外縁部分に斑が入った物、「中斑」という葉の中央部分に斑が入った物がある。また、「縞」という縦に何本も筋のような斑が入った物なども存在し、かなり細分化されている。
特に、日本の古典園芸植物では斑入り葉は「柄物」と称して重宝された。中でも、縁起の良い植物としてお正月飾りなどにも活用される「万年青(オモト)」は、その葉に現れる斑の模様を楽しむ植物として知られている。
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