ガーデニング(園芸)用語辞典
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肥料四要素
ひりょうよんようそ肥料四要素とは、作物の生育を助ける肥料成分である、チッ素(N)、リン酸(P)、カリウム(K)、カルシウム(Ca)の4つの成分のことを意味する。
チッ素は、多くの植物に必要な成分で、葉を増やしたり茎を丈夫にする働きがあるが、不足すると葉の色が薄くなったり茎が弱くなる。カリウムは、根や茎の生育を促す働きがあり、不足すると根の生育が衰える。リン酸は、花を咲かせたり実を大きくしたりする働きがあるが、不足すると花付きや結実が悪くなってしまう。カルシウムは、植物全体を丈夫にする働きがあるが、不足するとハクサイの芯ぐされやトマトの尻ぐされなどの病気にかかりやすくなる。
このように、成分によって様々な働きがあるため、植物の種類や成長、状態などに合わせて必要な肥料成分をバランス良く組み合わせて用いることが重要。
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