ガーデニング(園芸)用語辞典
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肥料成分
ひりょうせいぶん肥料成分とは、植物の生育を助けるために必要な肥料の中に含まれている化学成分のことを意味する。
植物の生育には16の必要成分がある。中でも特に重要な成分なのは、チッ素(N)、リン酸(P)、カリ(K)。これらは「肥料の三要素」と呼ばれ、これらにカルシウム(Ca)とマグネシウム(Mg)を加えた物を「肥料の五要素」としている。この他、マンガン、鉄、ホウ素、亜鉛、銅、塩素、モリブデンなどの微量要素が必須である。微量要素は、通常、土壌に含まれている分でじゅうぶんなことが多いが、連作をした場合や、有機質が不足している土壌にはこれらの微量要素が含まれている肥料を与えると良い。
植物を育てる際には、土壌や植物の様子に合わせ、これらの成分をバランス良く含んだ肥料を、適切な時期に適切な量だけ与えることが重要である。
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