ガーデニング(園芸)用語辞典
- 小
- 中
- 大
-
病気
びょうき病気とは、なんらかの原因によって植物の正常な状態が損なわれ、葉や茎などの組織を破壊したり変化をきたしたりすることを意味する。
植物の病気は、主に糸状菌などのカビやバクテリア、ウイルスなどが原因となることが多く、その症状や病名は様々。カビを原因として起こる主な病気に、植物の地際部や辺りの地面が白い糸で覆われたような状態になり立ち枯れを起こす「白絹病」、葉の表面にカビが発生しうどん粉をまぶしたような状態になる「うどんこ病」がある。また、葉の表面や茎に黒色の斑点が現れ次第に大きくなり病斑部が黄色く変色して落葉してしまう「黒星病」、主に根や茎が侵され全体がしおれて枯れてしまう「立枯病」なども挙げられる。
病原菌の他に、土壌の状態や肥料の量、気象なども病気の原因となり、これらが原因で病気になると、腐敗したりひどい場合には枯死したりする。
全国から植物園を検索
全国からご希望の都道府県を選択すると、各地域の植物園を検索できます。