ガーデニング(園芸)用語辞典
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非有効水分
ひゆうこうすいぶん非有効水分とは、土中に存在していても植物が根から吸収することが不可能な水分を意味する。
土の中には無数の割れ目や隙間、孔などが存在しており、ここに水分を蓄えている。これらの水分は、小さい孔になる程植物が吸収することが困難となる。この、植物が吸収できない程小さい孔に含まれている水分が非有効水分である。
有効水分や非有効水分は、「pF値」で表される。これは土の中の水分が土の毛細力によって引き付けられている強さを表す値である。十分な水分がある土の場合pF値が低く、乾燥しているとpF値は高い。また、pF値が高い程植物は水分を吸収し難くなる。pF1.8からpF4.2の値内の水分は有効水分になり、ここに含まれない水分が非有効水分である。
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