ガーデニング(園芸)用語辞典
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被子植物
ひししょくぶつ被子植物とは、植物の分類上のグループ名のひとつで、種子植物のうち、胚珠が心皮に包まれて子房の中に収まった物を意味する。被子植物は、「被子植物門」「被子植物類」としても表される。
植物には多くの分類があり、被子植物もその中の大きなグループのひとつ。種子植物には、「胚珠」と呼ばれる種子のもととなる部分がある。この部分が心皮にくるまれ、さらに子房という物に包まれている植物を被子植物と言う。また、この心皮は成長して果実となる。
被子植物は胚珠を保護するために、雌しべがそれを密閉するような形になっている。そのため、花粉が直接胚珠に付くことができなくなり、花粉は雌しべの柱頭に付き、そこから花粉管を伸ばして受粉するようになった。
被子植物と対をなす言葉に「裸子植物」がある。これは、胚珠が子房に包まれずむき出しになっていて、果実も作らない植物のことである。
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