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ガーデニング(園芸)用語辞典

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  • 晩抽性
    ばんちゅうせい

    晩抽性とは、「抽だい(ちゅうだい)」や「とう立ち」が遅い性質のことを意味する。抽だい・とう立ちとは、「とう」と呼ばれる花を咲かせる茎が急速に伸びることである。
    植物には、栄養成長と生殖成長の2つの生育段階があり、とう立ちは生殖成長が始まる合図となる。葉菜類の多くは生殖成長が始まると、栄養成長が止まり葉が固くなり質が落ちると言う現象が起きてしまうため、晩抽性が求められている。
    とう立ちが起こる原因は野菜によって様々。気温の高低や日長の長短が影響する。そのため、例えば、低温にさらされることでとう立ちするコマツナやハクサイなどの葉菜類の場合、ハウスやトンネルで保温・加温することでとう立ちを遅らせ質の良い野菜づくりを成功させている。

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