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ガーデニング(園芸)用語辞典

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  • 花肥
    はなごえ

    花肥とは、肥料のリン酸成分を意味する。リン酸(P)は、肥料の三大成分の一種。他にはカリ(K)、チッ素(N)があり、それぞれが植物に対して異なる働きをしている。リン酸には花数を多くしたり、実付きを良くしたりする働きがあり、開花や結実に深くかかわっているため「花肥」と呼ばれる。他にも、「実肥」と呼ばれることもある。
    花肥と呼ばれるリン酸の肥料には、「骨粉」や「過リン酸石灰」などの商品がある。植物中にリン酸が不足すると葉色が黒っぽくなったり小さくなったりすることに加え、着花数が減り、開花や結実も遅れてしまう。そのため、花肥を土壌に追加し、リン酸成分を補う対策が必要となる。このように、土壌に足りない成分を肥料で補い、バランスの良い土壌を作ることが花や野菜の栽培においては不可欠である。

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