ガーデニング(園芸)用語辞典
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花がら摘み
はながらつみ花がら摘みとは、植物の咲き終わった花の部分を摘み取る作業を意味する。花がらとは、花が枯れ散ることなく残ってしまった部分を意味し、花がらを摘み取ることで見栄えを良くしたり、病気を防いだりすることにも繋がる。この作業を行なう際は、ハサミよりも手で行なう方がきれいに摘み取ることができる。
花がらを放置してしまうと、花びらが次第に腐り、灰色カビ病などの発生の原因になってしまう。また、次々と花が咲くタイプの植物においては、子房部分を残すことによって種ができる。そのため、植物のエネルギーが次の花を咲かすことよりも種を作る方へ流れてしまう。花があまり咲かなくなったり小さくなったりしてしまうため、花がら摘みはガーデニングや野菜作りにおいて重要な作業のひとつである。
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