ガーデニング(園芸)用語辞典
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発泡煉石
はっぽうれんせき発泡煉石とは、粘土を粒状に丸め、約1200℃という高い温度で焼成発泡させた物を意味する。容器に水をためて育てる「ハイドロカルチャー」と呼ばれる栽培法で、土に代わる植え込み材として利用される。多孔質で、水と空気をバランス良く保つ性質があり、植物の根は、この水分と空気を吸収することで、発泡煉石のすき間を伸びて成長する。根にとって快適な環境であることから根が活性化し、耐陰性や耐寒性が増す。そのため、暖房の付いていない室内や日のあたらない場所でも、観葉植物が育てやすくなる。
高温で焼成発泡させた発泡煉石は、清潔でにおいがなく、病害虫やカビが発生しにくい。そのため、初心者にも扱いやすく、また、台所や食卓などにグリーンをおきたい場合にも適している。
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