ガーデニング(園芸)用語辞典
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初霜
はつしも初霜とは、その年の秋から冬にかけての時期に、最初におりた霜を意味する。初霜のおりた日を「霜の初日」とも呼ぶが、年による変動が大きい。
初霜は、一般に内陸地域では早く沿岸では遅いが、同じ地方でも地形や高度、気象条件などにより異なる。霜は、放射冷却によって大気中の水蒸気が冷やされ、地面や地表にある物の表面に昇華してできた氷の結晶で、うろこ状、針状、扇状、羽毛状など、様々な形状が見られる。
霜によって植物や農作物が被害を受けることがあり、これを「霜害(そうがい)」と言う。春の霜害は「晩霜害」、秋の霜害は「初霜害」とも呼ばれる。ガーデニングにおいても、根がじゅうぶんに張っていない苗や球根などは、霜柱によって根を切断される場合がある。霜害防止のためには対策が必要となる。
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