ガーデニング(園芸)用語辞典
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ハイドロカルチャー
はいどろかるちゃーハイドロカルチャーとは、土を使わずに水耕栽培で植物を育てることを意味する。ハイドロボールと呼ばれる人工で作られた石を土の代わりに使う。ハイドロボールは粘土を高温で焼いて作った発泡煉石のため、中の気泡が水分や空気を保ち、マイナスイオン効果をもたらす。無臭で害虫が付くこともなく清潔なため、食卓やお風呂場など室内で育てやすい。また、器を選ばないので、好みのガラス器や室内に合わせた容器を使うことができ、インテリア性も高い。
ハイドロカルチャーは土植えとは違い、老廃物を分解する土壌微生物の力を借りられないため根腐れを起こしやすい。そのため、直射日光の当たらない明るいところに置いて適温を保つことが上手な育て方のポイントとなる。また、水を一旦完全に乾燥させてから水を足すこと、微生物の代わりにイオン交換樹脂等を使いて水を汚さないことも重要。日光をあまり必要としないアイビーやポトスはハイドロカルチャー向きである。
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