ガーデニング(園芸)用語辞典
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バーク堆肥
ばーくたいひバーク堆肥とは、樹木の樹皮(じゅひ:バーク)を主原料とし、発酵させて作られた有機肥料のこと。製材所などで出た樹皮に、家畜の糞尿や食品廃棄物などの有機物を加え、高温で発酵して作られる。
バーク堆肥は、①保水性が高く、②通気性が良い他、③有機物が豊富で④緩衝作用もあり、⑤肥料成分を含んでいる。
① 保水性が高い:繊維質が豊富で、土壌に水分を保持しやすく、乾燥を防ぐ③ 有機物が豊富:土壌中の微生物の活動を活発にし、土壌の物理性と化学性を改善する④ 緩衝作用がある:土壌のpH(ペーハー)を安定させ、植物の生育を助ける⑤ 肥料成分:家畜の糞尿など、肥料成分を含む有機物を加えることで、植物に必要な栄養素を供給する
バーク堆肥を使用することで根の発育を促進し、植物の成長を促し、土壌中の微生物のバランスを整え、病害虫の発生を抑える効果がある。
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