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ガーデニング(園芸)用語辞典

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  • バーク
    ばーく

    バーク(バーク)

    バークとは、主に樹木の樹皮を砕いた物。代表的なバークには、赤松バーク、黒松バーク、杉バーク、ヒノキバーク、混合バークなどがある。

    赤松バークは日本で最も一般的なバークとして、庭や花壇のマルチング材として広く利用されている。赤みがかった色味をしており、耐久性が高く、腐りにくいのが特徴。黒松バークは赤松バークよりも色が濃く重厚感があり、赤松バークと同様に耐久性が高く、高級感を出したい場合に適している。杉バークは赤松バークや黒松バークに比べて繊維質が多く、保湿性が高い。その分、腐りやすいが土壌改良に役立つ。ヒノキバークは杉バークと同様に繊維質が多く、保湿性が高い。抗菌作用があり、病害虫の発生を抑える効果が期待できる。混合バークは複数の樹種のバークを混ぜ合わせた物。色や粒度が均一で、庭などにまくと自然な見た目になる。

    なお、樹皮を細かく砕いた物を「バークチップ」と呼び、主にマルチング材として利用される。マルチングとは、植物の根元にバークチップなどの材料を敷き詰めることで、土壌の乾燥を防ぎ、雑草の生育を抑え、土壌の温度を一定に保つなどの効果がある。

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