ガーデニング(園芸)用語辞典
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粘土質
ねんどしつ粘土質とは、粘土を多く含んでいる土壌のこと。粘土質の土壌は、土の粒子が細かいため肥料の持ちや水持ちは良いが、乾くと固まって、水はけや通気性が悪くなる。このような状態では、植物の根の成長に必要な水や空気が通りにくくなるため、野菜作りには不向きである。
粘土質の土地を改良するためには、堆肥や腐葉土など有機物を良く混ぜてやることが必要。さらに、砂や多孔質のパーライトを加えることで土の中に隙間を作り、水はけや通気性を良くすることができる。
また、土地を改良しなくても、粘土質土壌で作ることができる野菜もある。例えば里芋は、乾燥に弱く水持ちの良い土を好むため、深く耕された粘土質土壌での栽培に適している。枝豆も保水力のある土を好み、粘土質土壌で作れる作物のひとつである。
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