ガーデニング(園芸)用語辞典
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粘土
ねんど粘土とはとても細かい粒子でできた土を意味する。ひとつひとつの粒子が0.002mm以下で、重さあたりの表面積が大きく、表面に電気を持つ。そのため、他の物質とくっつきやすい性質を持っている。粘土はその性質から保水性に優れる。
含まれている粘土の量や種類によって、土壌の保水性、排水性、易耕性が左右されるため、生産力や環境保全能力の上で重要。土壌において、粘土の含まれている量が多い程保水性や保肥性は高まるが、多すぎると排水性の悪化による湿害や易耕性の低下などの問題が生じる。
農業では土壌改良資材としてベントナイトやゼオライトが用いられる。2つとも土壌の保肥性改善のためによく使われ、また他にも水田の漏水防止などにも用いられている。
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