ガーデニング(園芸)用語辞典
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ネマトーダ(線虫)
ねまとーだネコブセンチュウとは、害虫「センチュウ」の中でも、植物の根に寄生しコブを作り生育を悪くする害虫のことを意味する。センチュウは漢字で「線虫」と表記し、その名の通り線のように細長い害虫である。
ネコブセンチュウの英名は「ネマトーダ」と言う。ネコブセンチュウに寄生されるとコブができるだけでなく、徐々に根が腐敗するようになる。気付かず放置すると「青枯病」などの土壌病害も発生しやすくなり、枯死へと繋がってしまう。
ネコブセンチュウは地上から見えない根に発生することもあり、発生状況を確認しながらの防除は非常に難しい。そのため植え付け前の土壌中密度を低く抑えたり、過去に一度でも発生した場所であったら薬剤で消毒を済ませたあとに植え付けをしたりするなど、防除のための予防策が重要となる。
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