ガーデニング(園芸)用語辞典
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日長反応
にっちょうはんのう日長反応とは、日長時間の変化(昼の長さと夜の長さ)によって植物が変化する反応のことを意味する。
日長反応における植物のタイプは、3つに分けられる。1日の日長が特定の長さよりも短い時間で花芽形成する「短日植物」、反対に1日の日長が特定の長さよりも長い時間で花芽形成する「長日植物」。最後に、そのどちらでもない「中日植物」である。短日植物の場合、実際には日長が暗期よりも長いだけでなく、一定の長さの暗期の時間が重要となる。代表的な植物は、アサガオ、カランコエ、コスモス、ポインセチアなど。一方、短日植物と反対の日長反応を持つ長日植物は、暗期が短くなることで花芽形成を行なう。キンギョソウ、キキョウ、カーネーション、レタス、ホウレンソウなどが代表的な植物。また、ある程度生長したら日長には関係なく花芽形成される中日植物には、シクラメン、パンジー、バラ、チューリップなどがある。
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