ガーデニング(園芸)用語辞典
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ナメクジ
なめくじナメクジとは、巻き貝(軟体動物門腹足綱)の仲間で、殻が退化した物のことを意味する。ナメクジは植物にダメージを与え、生育不良など直接的な被害をもたらしたり、病原菌を媒介したりすることがあるため、見付けたらすぐに退治するのが肝要である。
ナメクジは夜行性で、昼間は落ち葉やプランターの陰にいることが多く、日が落ちてから活発に活動を始める。主に、植物の芽や茎をなめ回して穴を開けるのだが、まだ幼い苗の時期に被害に遭うと茎だけになってしまうことがあるため特に注意が必要。
ナメクジは塩をかけると溶けるとよく聞くが、塩の他砂糖や熱湯でも同様の効果が得られる。とにかく早めの駆除が大事なナメクジであるが、秋雨の時期には産卵を前に食欲が旺盛になるため、夏になる前に幼体を見付けて駆除し、大量発生を防ぐのが効果的である。
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