ガーデニング(園芸)用語辞典
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ドワーフ
どわーふドワーフとは、動植物が、一般的に見られる大きさより小さい状態で成熟する性質のことを意味する。園芸の分野では草や木の高さが著しく低いことを指して使われ、矮性(わいせい)と同義。この性質は突然変異や環境条件により自然に生じる場合もあれば、生長を抑えるよう人為的に品種改良される場合もある。このように人為的に改良された物は「矮性植物」あるいは「矮性種(ドワーフタイプ)」と呼ばれている。
ドワーフタイプを持つ植物として挙げられるのは、ライラック、多肉植物のアロエ、観葉植物のサンスベリアなど。初冬からお正月の玄関や庭先を彩るハボタンにも「ドワーフタイプ」、「セミドワーフタイプ」と呼ばれる中型の物が増えている。バラやクリスマスローズのような風合いを出すドワーフタイプのハボタンが、パンジーやビオラとの寄せ植えに上品な華やかさを加える。
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