ガーデニング(園芸)用語辞典
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土壌消毒
どじょうしょうどく土壌消毒とは、植物に有害な土壌中の病原菌や病原微生物、害虫などによる被害を防ぐために土を消毒することを意味する。主な消毒方法として、焼土、火炎放射、太陽熱、蒸気、電熱などの熱による消毒方法、化学薬剤を用いた消毒方法などが挙げられる。対象となる病害に、白絹病、青枯(あおがれ)病、軟腐病、立枯病、根腐病、萎凋(いちょう)病などがある。
土壌消毒の効果を高めるためには、対象となる害虫や病害を見付け、それに効果のある薬剤を選ぶこと、作物の収穫後に残った不要物をできる限り土壌から取り除くこと。また、適度な土壌水分時に薬剤を用いること、未熟な堆肥は土壌病害を増やす原因となるため完熟堆肥を用いることなどが重要である。また土壌消毒を行なうにあたって、畑の準備を整えることも大切だが、防護マスクやメガネ、手袋をするなど自身の準備も万端にすることも必要。
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