ガーデニング(園芸)用語辞典
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胴吹き枝
どうふきえだ胴吹き枝とは、一番太い幹から新たに生えてくる細い枝を意味する。突然生えてくる枝で、「幹吹き」とも言う。これをそのままにしておくと樹形を乱す他、勢いが強い場合が多いため養分を取ってしまい、その枝の位置より上部の生育を妨げ樹勢を弱めてしまう。
このような理由から、胴吹き枝は、不要な枝として剪定の際に枝のもとから切り取られる。同じように不要な枝としては、剪定した樹木の切り口から新しく勢い良く長く伸びる「徒長枝(とちょうし)」、主な枝とは逆に木の内側に向かって伸びる「逆さ枝」、上へ立ち上がるように生長する「立ち枝」。他にも、下方向へ伸びる「下り枝」、他の枝に絡み付くようにして伸びる「絡み枝」、一ヵ所に枝が集中して込み合う「込み枝」などがある。また、これらの不要枝の剪定方法はそれぞれ異なる。
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