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ガーデニング(園芸)用語辞典

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  • 電熱温床
    でんねつおんしょう

    電熱温床とは苗床の一種で、電熱線を引きそこに電流を流すことで発熱させ温める方式の苗床を意味する。土の中に発熱する電熱線を張り苗床を加温する仕組みの温床で、コンクリートなどで枠を作り、熱の発散を防ぐためにプラスチックフィルムなどで電熱線を覆った構造である。人工的に加温することにより苗床を自然の気温よりも暖かく保つことが可能。早熟栽培や寒冷地などでの育苗に効果的である。主に、自然の気象条件では育苗に必要な温度が期待できない場所などで利用されている。
    電熱温床で利用される電熱線は特殊な絶縁体で覆われ、電源や電圧、電気容量など様々な形式の物があり、その用途によって使い分けられる。温床にはこの電熱温床の他に、微生物が有機物を分解する際に発生する熱を利用した「醸熱温床」がある。

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