ガーデニング(園芸)用語辞典
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電照栽培
でんしょうさいばい電照栽培とは、人工の照明を利用して植物の開花や生育を促進、または抑制する栽培法を意味する。植物の開花や生育は、日の出から日没までの時間(=日長)に左右されることが多い。
日長が長くなり夜が短くなってくると花芽を付ける物を「長日植物」と言い、ホウレンソウやダイコン、ネギなどがある。逆に、日長が短くなり夜が長くなってくると花芽を付ける物を「短日植物」と言い、キク、イネ、コスモス、ダリアなどが代表例。
秋に自然開花するキクを早春の切り花などにするために、夜間も電照することで開花時期を遅らせる電照栽培は、実用化し広く普及している。なお、電照栽培とは反対に、開花時期を早めるために日照時間を制限する栽培法を、「遮光栽培(シェード栽培)」と言う。
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