ガーデニング(園芸)用語辞典
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テラコッタ
てらこったテラコッタとは、イタリア語で「焼いた土」という意味。素焼きの鉢の一種で、主に海外から輸入された物やレンガのような明るい赤土色をした鉢のことをいう。デザイン性が高く、あたたかみのある色合いで、どんな植物とも合うおしゃれな鉢として好まれる。
テラコッタは100%天然素材の粘土で作られており、鉢の表面に目に見えない小さな穴が無数に空いている。そのためプラスチック製の鉢に比べて水や空気を通しやすく、吸水性・排水性・通気性に優れる。さらに根腐れしにくく、鉢の周りの温度を下げることで植物を夏の暑さから守る効果もある。
高温で焼かれているため丈夫だが、その反面、重くて扱いづらい点や通気性が良いため水分が蒸発しやすく乾燥しやすいというデメリットも。そのためテラコッタで栽培する際には、こまめな水やりが不可欠である。
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