ガーデニング(園芸)用語辞典
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摘葉
てきよう摘葉とは、茂りすぎた枝の葉を摘み取って樹勢を整えることを意味する。リンゴなどの果実の全体の着色を良くするために、収穫前10日前後に果実に当たる光線を妨げている葉を摘み取る作業も摘葉である。この作業と、果面を回して日陰部分をなくす玉回しの作業とで全面が着色された果実ができる。
また、摘葉することで、水分の蒸散の抑制、新しい茎葉の生育の促進、薬剤散布時に無駄な葉がないため効率良く必要な茎葉にかけられるなどのメリットもある。さらに、病気になっている葉や古くなった葉は害虫も付きやすいため、取り除くことはその後の発育にとってとても重要。しかし、摘葉しすぎると光合成ができなくなるなどのデメリットもあるため、全体の葉の10〜20%程度を目安に摘葉すると良い。
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