ガーデニング(園芸)用語辞典
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摘心
てきしん摘心とは、枝や茎の先端にある芽を摘み取ることを意味する。「ピンチ」や「心止め」とも言われる。
枝や茎の先端にある芽のことは「頂芽(ちょうが)」という。この頂芽を摘み取ることで、わき芽の成長を促進させて枝を増やしたり、果樹などの場合に良い花や果実を得たり、樹形を整えたりすることができる。その他にも、良い花や果実を得るために、果樹などの花を摘み取る「摘花」、蕾を摘み取る「摘蕾(てきらい)」、幼い果実を間引く「摘果」などを行なう場合がある。
また、頂芽があることでわき芽の成長が抑制されるのは、頂芽が分泌する「オーキシン」と呼ばれる植物ホルモンがわき芽に働くことが原因。このような植物の性質は「頂芽優性」と呼ばれている。
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