ガーデニング(園芸)用語辞典
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つぎロウ
つぎろうつぎロウとは、接ぎ木をした部分に塗られるロウのこと、または接ぎ木部分にロウを塗る行為のことを意味している。松脂(まつやに)や蜜ロウ等を混合・加熱して作られており、漢字では「接ぎ蝋」と書く。
通常、台木と穂木を接ぎ木専用のテープでしっかりと固定した上に塗って使用される。接ぎ木をした切り口につぎロウを塗ることで、切り口から腐敗菌が侵入するのを防いだり、接ぎ木した部分の乾燥を防いだりする。
つぎロウと同じ働きをする物で「癒合剤(ゆごうざい)」がある。こちらは剪定した枝や幹の切り口に塗ることで雑菌の侵入や雨水による腐食を防ぐ。盆栽で木の傷口を早く治すために使用されることが多いが、接ぎ木の際にもつぎロウと同じように使用されている。
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