ガーデニング(園芸)用語辞典
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接ぎ木栽培
つぎきさいばい接ぎ木栽培とは、接ぎ木を利用した栽培方法を意味している。2つ以上の植物を人工的に接合して苗を作る方法を「接ぎ木」と言う。同じ土で繰り返し同じ植物を育てる際に起きる「連鎖障害」と言う生育障害の影響を受けにくくすることができる方法。そのため、丈夫で病害虫に強く育ち、ガーデニング初心者でも育てやすい。
接ぎ木栽培される植物には果菜類ではキュウリやスイカ、メロン等のウリ類と、ナス、トマト、ピーマン(一部)が挙げられる。果樹ではリンゴやカキ、モモ、ナシ、ブドウ等が該当する。接ぎ木栽培することで病害虫の殻の被害を減少させるだけでなく、植物の品質や収穫数の増加させることも可能。また果樹では、樹木の高さを低くし、コンパクトに育てる「矮化(わいか)」を目的として接ぎ木栽培を行なう場合もある。
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