ガーデニング(園芸)用語辞典
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直根
ちょっこん直根とは、種子から初めて真下に伸びた太い根のことを意味している。「主根(しゅこん)」とも呼ばれる。ダイコンやニンジンのように中心に太い根が伸び、その周りに比較的細い「側根」が生える植物を「直根系」という。反対に、主根があってもあまり太く育たないか、早い段階で枯れてしまい、地際の茎から直接細く根が複数生えている物は「ひげ根系」と呼ぶ。直根が太く大きく育つことで、植えに伸びる主幹も高く、大きく育つ。そのため、鉢の中で小さく育てる盆栽では直根は邪魔になってしまうため、早い段階で直根は切断されてしまうことが多い。
直根は植物を支え、土中の養分や水分を吸収する働きがある他、植物の種類によっては直根に養分を貯えて肥大する物も存在する。ダイコンやニンジンのように太く生長し、食べられる部分は直根が肥大した物である。
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