ガーデニング(園芸)用語辞典
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中性植物
ちゅうせいしょくぶつ中性植物とは、日照時間の長さに関係なく花を付ける植物を意味する。「中日(ちゅうじつ)植物」とも言う。日照時間の長短の変化以外の影響を受け、じゅうぶんに株が大きくなってから花を付けると言った植物である。
四季咲き、二季咲きと言われる植物がこの性質を持ち、草花ではタンポポやシクラメン、野菜ではトマト、キュウリ、ナスなどが知られる。なお、エンドウも中性植物の一種であるが、完全な暗黒中でも花芽を形成するため、特殊な例である。また、球茎や根茎を作る植物も、一般的に中性植物のグループに属すると言われている。
これに対する性質として、アサガオやキクなどの日照時間が短くなると花が咲く「短日植物」と、アブラナやホウレンソウなどの日照時間が長くなると花が咲く「長日植物」がある。
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