ガーデニング(園芸)用語辞典
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着花(果)習性
ちゃっかしゅうせい着花習性・着果習性とはそれぞれの種の植物に現れる、着花(果)における一定の傾向のことを意味する。
野菜や花などの植物は、種類及び品種によって花の付き方が異なる。これは基本的に遺伝的性質であるが、温度と日長の影響を受けやすい。温度による影響を受けることを「春化」、日長による影響を受ける植物を「短日性植物」、「長日性植物」と言う。
植物に花芽ができる箇所も様々。一例として、サルスベリやフヨウのように春から伸長した枝に花芽を形成してその年に開花する種や、同じように春から伸長した枝に花芽を形成するが開花は翌年になる、ライラックやモクレンなどの種が存在する。また、アジサイやキョウチクトウのように徒長枝に花芽ができる種や、ウメやリンゴのように短枝に花芽を付ける種も。
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