ガーデニング(園芸)用語辞典
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遅効性肥料
ちこうせいひりょう遅効性肥料とは、植物に施す肥料の一種で、植物が吸収するまでに時間を要し、徐々に効果が効いていく肥料を意味する。
植物を栽培する上で必要となる様々な養分を補う役割を持っているのが肥料である。肥料はその製法などによって無機質肥料と有機質肥料に大きく分けられ、遅効性肥料は後者の有機質肥料にあたる。有機質肥料とは、天然の有機化合物から生成された肥料のことを言う。
遅効性肥料は、そのままの状態では植物が養分を吸収することができない。施されたのち土中の微生物に分解されることによって植物へと吸収されていくため、肥料の効き目が遅い。このように、効果がすぐには現れないのが特徴だが、その後ゆっくりと肥効が持続するため、元肥として利用するのに良い。
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