ガーデニング(園芸)用語辞典
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短日(性)植物
たんじつせいしょくぶつ短日(性)植物とは、1日のうち昼間の長さ(日長)がある一定の時間より短くなることで開花したり花成が促進されたりする植物を意味する。代表的な短日(性)植物はアサガオ、キク、サルビア、マリーゴールドなど。
花芽が分化できるギリギリの日長を「限界日長」と言い、短日(性)植物のうち限界日長より短くないと開花しない物を「質的短日植物」と呼ぶ。また、生育期間が長ければ短日下でも長日下でも開花するが、短日の方がより早く開花する物は「量的短日植物」と言う。
短日(性)植物には日長時間が12時間以上あっても開花する植物もある。このことから短日(性)植物は日が短ければ花が咲くと言うよりも、実際には日が短くなることにより連続した長い夜(暗期)の長さが必要だと言うことが分かる。また、暗期の長さは植物の品種、系統ごとに違い、どの程度の暗さを暗期と認識するかも違っている。
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